このウェブサイトはRAと協力して早稲田大学レジデンスセンターが作成しました。

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自分の持ち味を生かし、寮生の成長に貢献できる喜びがある。

2023.12.11

WISH RA / 重光心音

皆さん、こんにちは。文化構想学部 国際日本文化論プログラム(JCulP)の3年生、重光心音です。大学では現在、日本語から英語への翻訳について学んでおります。広島出身で、WISHでは2年生からRAとして活動しており、もうすぐ4学期目を終えようとしています。RA内では、SIプログラムの運営や企画の支援を行うSI部署の統括、そして途中からRAの組織全体を管轄する総務部署に所属しています。今日は私がWISHにてRAとして経験したことを皆さんといくつかシェアさせていただきます。

RAとの出会い

私のRAという存在との出会いは、遡れば入寮初日のとても風が強い日のことでした。母とWISHに向けて、スーツケースを一生懸命運んでいると、ある女性が「お手伝いしましょうか」と声をかけてくださったのです。東京という大都会にすでに圧倒されていた私は、そのように言葉をかけてもらい、非常に安心したのを覚えています。

RAになってからは、そのような心理的なサポートはもちろん、勉強や留学に関する寮生相談にも乗り、誰かのために何かをすることができる喜びを常日頃感じています。しかし、寮生のサポートだけが私の喜びではありません。

寮生の成長を目の当たりにして

先日、キッチンで料理をしながら寮生と話していると突然、「私、WISHに入って変われたなって思うんです」と言われました。話を聞いてみると、外出先で外国人のご夫婦がいた際に「写真を撮りましょうか」と英語で声をかけたというのです。「今までの私だったら声なんてかけられなかったし、ましてや外国語で手助けをしようなんて思えなかった。でも、WISHに来て、沢山の国の人がいるのが日常になったからこそ、そうやって行動してみようと思えるようになったんです。」彼女が嬉しそうにそう語ってくれた時、私は心から「WISHのRAでよかった」と思うことができました。寮生が自ら変わりたい、成長したいと思えるような寮の環境作りに貢献できることが、RAとしての私の1番の喜びです。

リーダーとしての成長

部署活動の中では、それまで描いていた理想のリーダー像である「みんなをまとめ、統率するリーダー」の実現ができず、自分の力量不足に悩むこともありました。決断力のなさで部署員を混乱させてしまったこともあります。しかし、今ではリーダー像に一つの正解はないということに気づき、自身の持ち味である観察力を活かし「周りの声を丁寧に聞き、一緒に成長していけるリーダー」として、誰もが意見しやすい部署の空間作りに尽力しながら活動しています。もっと成長したい、と今の自分に満足できないこともありますが、それもRAという切磋琢磨できる仲間と一緒に活動できているからこその悔しさ、そして伸びしろだと思っています。

この大好きな空間にいられるのもあと1年と少しと思うと非常に寂しいですが、今後も寮生の楽しく、充実した毎日のサポートを実現できるよう、より一層活動に力を入れていきます。また、これからのWISHを一緒に作り上げる新たな仲間に出会えることを楽しみにしています。

※本記事は2023年12月時点の内容です。

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