WID西所沢RA / 髙木綾乃
私は本年度、他寮から転寮してWID西所沢の新規RAに就任しました。
RAの活動は、寮生サポートや寮の運営改善が仕事の大半を占めますが、私は今までそのような活動をしたことがなく「私でもできるかな」という一抹の不安を残しながらのRA活動スタートとなりました。
最初に行ったRA活動は、新入生の入寮対応とウェルカムパーティーでした。新入寮生の入寮対応は、顔合わせや寮内の案内に留まりません。寮は住むところですが、自宅ではないので、ルールがあります。共同生活には欠かせないルールですので、丁寧に説明してきました。
同時期に在寮生との顔合わせを兼ねたウェルカムパーティーも行いました。なるべく早い時期での開催にこだわり、寮がただ住むところではなくて、寮生が所属するコミュニティの一つになるよう工夫しました。その計画は非常に功を奏し、今は、土日に食堂で一緒に勉強していたり遊びに行ったり、平日も夜まで一緒に話し続けてはテレビを見て…と生活の大部分を寮生と共有している人もいます。
そして現在は、WID西所沢での新しい取り組みとして、寮内で使わなくなった教科書や文庫本を共有する「つながる本棚」という施策にも挑戦中です。取り組みの開始が学期の途中だったこともあり、現在のところ利用は少ないですが、これから年度が変わるタイミングでしっかりと呼びかけて寮内のコミュニティをさらに活用していきたいです。
寮という空間は、大学生活の短くはない時間を過ごす場所でありながらも、自宅とは違ってルールがあるという独特な空間です。だからこそ、寮生全員が快適に過ごすためのルールを作り、必要に応じてルールを変えながら、寮生にとっての最善を考えていく、これがRAの仕事の本質だと思います。最初はわけもわからず、寮生にも寮母さんにも先輩RAにも迷惑をかけっぱなしでしたが、8ヶ月の活動をもってしても、RAは非常に楽しい活動だと心から思います。ぜひ皆さんも、RAの一員となりませんか！
